四神をその身に宿し者

四神  龍也
Shizin  Ryuuya

能力 四神の力を使いこなせる程度の能力

危険度 中

人間友好度 普通

主な活動場所 幻想郷全域





英雄伝に載せるか迷ったが、折角外来人の項が在るのでここに記す。
外の世界からやって来た(※1)人間で、外の世界に帰ったり人間の里に住んだりせずに幻想郷を旅して回っている一寸変わった少年。
彼の住居は無名の丘に在る洞窟の様だが、殆ど帰ってはいない模様。
無名の丘に行って彼に会えたらラッキーである。
幻想郷中を旅して回っているせいか人妖含めてかなりの人数と交友関係が在り、その者達の殆どと親しい関係(※2)にある模様。
人間の里の外などで妖怪などに襲われた場合、会話を交わせるのなら彼の友人と言えば見逃して貰えるかも知れない。(※3)
大人に隠れて人間の里の外に出て妖怪に襲われていた子供達を彼が助けて以来、彼は人間の里の子供達の人気者に成っている。
外来人なので外の世界の道具の知識はそれなりに有る様なので、どんな道具か判らない物があれば彼に聞いて見るのも良いかもしれない。
おそらく、その道具の使い方を教えてくれるであろうから。
他にも外の世界の事や知識に付いて色々知っている様なので、興味が有るのなら彼に話を聞いて見ると良いだろう。





●能力●

彼の能力は"四神の力を使いこなせる程度の能力"である。
名前を聞いただけではどんな能力か判らないので本人に聞いてみたところ、

"炎を生み、操り、支配する程度の能力"、"風を生み、操り、支配する程度の能力"
"地を生み、操り、支配する程度の能力"、"水を生み、操り、支配する程度の能力"

の四つの能力が組み合わさった能力らしい。(※4)

つまり炎、風、地、水の四つを自由自在に操る事が出来るらしい。
だが、常にその四つを操れると言う訳ではないらしく、それぞれの能力の使用時に対応したものしか操れないとの事。
炎の時は紅、風の時は翠、地の時は茶、水の時は蒼と言った様にそれぞれの能力を使っている時は瞳の色が黒から変わる模様。
そこから力を解放(※5)すると、髪も瞳と同じ色に染まって瞳が輝き出す。
能力を使っている状態だと、身体能力の一部が上昇するらしい。
本人曰く炎は力、風は速度、地は防御、水は動きなどの鋭さ、以上四つがそれぞれの能力を使っていると上がるとの事。
力の解放時はそれがさらに上がる。
因みに、上昇比率はそれぞれの能力でバラバラなそうな。
彼の能力は戦闘時以外にも日常生活で大いに役立つもの。
火を起こしたり、洗い物をしたり、濡れた物を乾かしたり、畑を耕したり等々、役立て方は様々。
非常に便利な様である。
一家に一人欲しい位だ。
因みに四神とは朱雀、白虎、玄武、青龍の事。
彼曰く、四神が自分の精神世界(※6)に居り、自分に力を貸してくれているので其々の能力が使えるんだとか。
しかし、四神と言う存在を全て身に宿していて良く平気なものである。
まぁ、幻想郷には超常的と言える存在が多々居るので今更であろうが。
本人曰く能力かは不明だが、変わった仮面(※7)を出す事が出来、仮面を出すと基本能力が大きく上昇するらしい。詳しい事は不明。





●戦闘能力●

外の世界の人間の身体能力などは個人差は在れど幻想郷の人間(※8)と然程変わらないが、彼は別である。
身体能力、戦闘能力が非常に高い。
どれ位高いかと言うと、そこんじょそこ等の妖怪が束になって襲い掛かって来ても軽く蹴散らす事が出来る。
他にもガチンコ勝負で吸血鬼(※9)に勝った、鬼(※10)に勝ったと言う話が出て来る程。
吸血鬼、鬼に関しては本人達に詳しい話は聞けなかったので詳細は不明。
因みに彼の戦いを見ていた者(※11)曰く、追い詰められてからの爆発力は相当なものであるとの事。
他にも異変解決にも一役担っている事が在る模様。
これだけの実力が有るなら、その身一つで幻想郷を旅して回れるのも納得である。
腕に覚えのある人は彼に挑戦してみるのも良いかもしれない。
人間、ここまで強くなれるのかと思えるであろう。





●目撃報告例●

この間、プリズムリバー三姉妹と仲良く話しているのを見た。妬ましい(ファン倶楽部会員No.4)
彼は人妖含めてかなりの人数と交友関係が在るので、プリズムリバー三姉妹と仲良くしていても不思議では無い。

幻想郷中を旅してるせいで宴会に誘うのにも一苦労だぜ(霧雨魔理沙)
そんな彼を見付けられる貴女は大したもの。

人里の外で妖怪に襲われてるところを助けて貰ったよ(豆腐屋の息子)
襲われているところを彼が発見すれば助けてくれる。と言うか、子供が一人で人間の里の外に出てはいけない。





●対策●

人間に対しても妖怪に対しても基本的には友好的なので恐れる事はない。
但し、彼は下種な輩や悪党などを嫌っているので心当たりの在る人は注意が必要である。
心当たりの無い人は特に注意する必要はない。
万が一彼に襲われた場合、襲われる覚えがない人は必死に説明しよう。
余程頭に血が上ってなければ普通に謝罪し、襲うのを止めてくれるだろう。
襲われる覚えが在る人は大人しく念仏を唱え、これまでの行いを深く反省し、もうしないと誓おう。
幸い、彼は戦意が無くなった者、戦えなくなった者に止めを刺す様な真似はしない。
しかし、相手が彼にとって倒さねば成らない敵、救い様の無い悪党などであれば話は別であろうが。
因みに、彼は襲い掛かられたら襲って来た者が人間だろうと妖怪だろうと関係無く返り討ちにする模様。
襲われる前に襲ってしまおうなどとは考え無いのが身の為である。











※1、八雲紫の手によって幻想入りさせられた模様。
※2、幻想郷を旅していると言う関係上、彼と友好的な者は人間よりも人間以外の存在の方が圧倒的に多い。
※3、嘘だとバレたら酷い目に遭わせられると思うので注意が必要である。
※4、言い換えれば、四つの能力を持っていると言う事になる。
※5、力を解放すると基本能力が大幅に上がるらしい。
※6、中央に巨大な塔、眼下には絢爛豪華で煌びやかと言う言葉が似合う町並み、空は青い空に流れる白い雲、太陽と在ると言った世界の様だ。
※7、白を基調とし、形は憤怒した鬼と悪魔を足し合わせて骨にした様な物で、目元から米神に掛けて黒い線が走っている。仮面を付けると彼の眼球は黒くなり、
瞳の色は紫になる、但し、能力を使っていると瞳の色は使っている能力が優先される。
※8、一部例外有り。
※9、スカーレット姉妹。
※10、伊吹萃香。
※11、詳細不明。だが、実力者の戦いを安全な場所で覗き見れる者など限られるであろう。と言うか、何も無い所から急にこの情報に付いて話されたし。























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